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映画・書籍などをもろもろと...
by jemini-x
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0014.君はリー・リンチェイを知ってるか? -ROMEO MUST DIE-
ロミオ・マスト・ダイ 特別版
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B00006585C
スコア選択: ※※※※

久しぶりの映画レビューは、ROMEO MUST DIE。

ぢぇみにがまだ子供の頃、「少林寺」「少林寺2」「阿羅漢」に出演していた彼は、実力派カンフースターだった。
「暫く顔を見ないなー」と思っていると、彼は「ワンス・アポンナ・タイム・イン・チャイナ」でワイヤーアクションばりばりの、武侠映画スターとなっていた。
そして、何故に?とびっくりした「リーサルウェポン4」を経て、彼はワーナーブラザーズ配給の映画で主演を張っていた。
いや、「ジャッキーの方が先を行っている」と思ってたオイラは超びっくり!!

監督はアンジェイ・バートコウィアク。
主演はもちろん、ジェット・リー。
舞台は現代。チャイニーズマフィアと黒人マフィアの対立を背景にストーリーは展開していく。
当然タイトル中の「ROMEO」はリーの事を暗示しているんだけど、文字通り彼が死んでしまうのかどうかは、見てのお楽しみ。

正直な話、公開当時から強調していたVFXは、まあどおってこと無い。
アンジェイ・バートコウィアクも監督がこれが初めてということで、やや全体に大作りで統一性に欠ける感じもします。
(マジな部分とコメディタッチな部分が極端に交錯しすぎだし...)
でも、部品部品を取ってみれば大したモノ。
スタイリッシュなオープニング。
意外としっかりと書き込まれた展開。
ジェットのアクションもなかなか。
でもさー。ジェット・リーって基本的にワイヤー使わない方が格好良くない?
だって4回も武術大会で中国一の座に輝いた男だぜぇ。しなやかな体から生み出されるアクションはそれだけで芸術でしょ。
素材が良い食べ物には変に調味料を使わない方が良いってのと同じ事。

...とまあ、文句は垂れてみたものの、やっぱりアクションシーンは見物。
特にアパート階段から外に出るまでの乱戦や、倉庫でのホース・アクションはホント、楽しめます。
(ぢぇみにはこのシーンだけDVDで繰り返し見ました。)
この辺り、正統派カンフーっぽい動きで好きだわー。
悪いけど、セリフだけ格好良くて、あとは鉄砲打ちまくりぃぐらいしか能のない白人スターにはこんな見せ場は作れません。
実際、「リーサルウェポン4」での結末は、メル・ギブソンの事を「卑怯だ!!」って思ったもんね。オイラは。

それに、途中で見せるジェットの銃に対するこだわりが良いっすね。
敵から取り上げた拳銃を、タマだけ抜いてゴミ箱に捨てちゃうんです。
素晴らしい。
鉄砲もちゃ、誰だって強いもんね。強い男の条件は、そんなおもちゃを振り回さないってことだね。うん。
そしてジェット・リーの格好良さは「キス・オブ・ザ・ドラゴン」に続く訳だけど、それはまたの講釈で...

ところで、「ROMEO MUST DIE」ってのは劇中にも出てくるセリフなんだけど、これは訳すのが難しいだろうなー。
ジェットに向かって悪役が拳銃を突きつけながら吐くセリフで、「色男(ロミオ)は死ね!!」っとか訳してたけど、直訳っぽく「ロミオは死ななきゃならねーんだよ!!」ってした方が良いかもしんない。
「テメェはロミオとジュリエットを演じてるつもりかもしらねぇが、ロミオってのは最後には死んじまうんだよ、バーカ。テメェもロミオみたく死ねっ!!」
ってのが悪役の心境だからね。ってホントにこう書くとくどいしなぁ。

最後に、ヒロイン役のアリーヤですが、この作品の撮影後「マトリックス2」(後に、「マトリックス リローデッド」と名称が判明)への出演が決まっていたにもかかわらず、飛行機事故で22歳の人生を終えてしまいました。
歌手として、役者として、これからもっと油ののる時期であったと思われるだけに、残念で仕方がありません。
original text:2002/09/22

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# by jemini-x | 2004-09-02 21:32 | 0011~0020
0013.実験...か? -女子中学生の小さな大発見-
女子中学生の小さな大発見
清 邦彦 / 新潮社
ISBN : 4101317313
スコア選択: ※※※※※

まずは、下の一文をごらんあれ。

「Sさんはネコは本当に1日20時間も寝るのか調べました。18時間20分寝てました。」

出典は「女子中学生の小さな大発見」(清 邦彦 著 新潮社)。
とある女子中学校の理科の先生が、生徒達が行った実験・観察の小レポートを1文程度にまとめたのがこの本。
他にも、タンポポの綿毛の本数を数えたり(すごい根性だ)、虫眼鏡で犬の糞を燃やしたり、睡眠時間が何時間以下だと目の下のクマが出来るか調べたり...
とにかく中学生らしいというか何というか...いい意味で言うと常識に捕らわれない、悪く言うとかなり「おばか」なレポートが満載!!
ぢぇみには電車の中でこれを読んでて、笑い声を抑えるのに必死になってました
こういうの、好きだわ~
さらにこういうバカバカしい発想の中から、所々すごい発見が生まれてるのがすごい。
2枚貝の模様の対象性を調べてみたり、醤油が冷凍庫では凍らないことを発見したり...

で、中学生の突拍子もない発想に笑いながらも、真剣な話この本には感動を覚えます。
最近の子供って、マセてて、妙に冷めてて、学校の先生のコトなんか小馬鹿にしてるようなイメージってありません?
でも、この本を読んで、「そうでもないんだな~」って真剣に思いました。
「物事に素直に感動する力は、まだ子供達から失われてないんだな」って。
「なんだかんだ言っても、これならまだまだ、日本はイケるぞ」って。
なんか、おじさんはホント笑いながらも嬉しくなってしまったゾ。うん。

ガンバレ、日本のガキども~!!
original text:2002/08/18

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# by jemini-x | 2004-09-02 21:24 | 0011~0020
0012.愛すべき博学な...クソおやじ -恥ずかしいけど、やっぱり聞きたい-
こんなこと、だれに聞いたらいいの?―興味本位で何が悪い的雑学Q&A大全 快答乱麻の巻
セシル アダムズ Cecil Adams 春日井 晶子 / 早川書房
ISBN : 4150502552
スコア選択: ※※※※※
こんなこと、だれに聞いたらいいの?―日常生活を笑わすQ&A大全 疑心暗鬼の巻
セシル アダムズ Cecil Adams 春日井 晶子 / 早川書房
ISBN : 4150502528
スコア選択: ※※※※※
恥ずかしいけど、やっぱり聞きたい―禁断の領域に踏みこむ雑学Q&A大全
セシル アダムズ Cecil Adams 春日井 晶子 / 早川書房
ISBN : 4150502625
スコア選択: ※※※※※

いわゆる、雑学本というのは世間に何冊でもあります。
しかし、その中で異彩を放っているのがセシル・アダムスの「Straight Dope」ものですね。
ここでは「恥ずかしいけど、やっぱり聞きたい 禁断の領域に踏み込む雑学Q&A大全」(セシル・アダムズ 著 春日井晶子 訳 早川書房)をご紹介。

Straight Dopeとは、シカゴ・リーダーズというアメリカの週刊誌に掲載されているQ&A形式のコラムのタイトルで、「正真正銘、正しい答え」の意。
「どんな質問にでも、正しい答えを返してやる」というコラムの姿勢を反映して、とにかく、「Straight Dope」に寄せられる質問は、「濃い」。

「粘土を食べても大丈夫ですか?」
「蚊に吸われた時に筋肉を収縮させると、口が抜けなくなって爆発するって本当ですか?」

...いやホント、書いてるだけで、ちょっと脱力しそうな質問の数々。(真面目な質問もあるけど...)
こんな質問に嫌みたっぷりに、でも真面目に回答を返しちゃっているのが、愛すべきセシル・アダムスおじさんです。
質問も変なものが多いけど、何しろセシルの対応の方も凄い。
ちょっと引用してみましょう。

「セオドア君、だれにでも長所はあるものです。たとえ君のような社会のお荷物にもね。」
「この三ヶ月であなたからの質問は二二個目です。数ではなく、質を重視しましょう。ここは紙捨て場ではありません。」
(ネット上の読者連からの掲示に対して)「AOLには何でも掲載されるので、ときどき目の前の文字がスペルミスなのかエスペラント語なのか分からなくなります。」

もう、ボロクソ。これでも送られてくる質問は絶えない、ってんだから、異様な世界です。

特に、「恥ずかしいけど、やっぱり聞きたい」では「EFO」の話が盛り上がっていますね。
「UFO」じゃないのかって?いいえ、「EFO」で合ってます。
「爆発する飛行物体(Explosional Flying Object、かな?)」の意。
上に挙げた「爆発する蚊」の他に「米を食べて爆発する鳩」とかね。
こういう馬鹿馬鹿しい(でも真面目な)話って、ぢぇみにのお気に入りっす。いや、ホント楽しいわ。

ちなみに日本版「Straight Dope」本の挿絵は映画評論イラストでおなじみ三留まゆみ嬢。
いやー、この人のイラスト、好きだわ~。
真ん中にどで~んとメインのイラストを配置。(これだけだったら、かなりシンプルでキレイ)
でもって、まわりにぐちゃぐちゃ~、っていろんなコメントを小うるさく書くのが特徴。
なんか、おもちゃ箱をぶちまけたようなにぎやかな絵で、見てるだけで楽しい。

もいっこちなみに、日本版「Straight Dope」の第1巻「こんなこと、だれに聞いたらいいの?」で翻訳した春日井晶子さんを悩ませた謎の言葉があります。

「五本指のメアリーに頼む」

これは「精子バンクのドナーからどうやって精子を集めるのか?」という質問の回答。
...おバカな男性諸君は「五本指のメアリー」が何なのか、もうおわかりですね。
ほんっと、セシルってば、お茶目なクソおやじですね~。
「五本指のメアリーが何か分からなかった」ってネタにしちゃう春日井さんも大概だけど...。
original text:2002/08/04

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# by jemini-x | 2004-09-02 21:20 | 0011~0020
0011.四角い恐怖へようこそ -CUBE-
CUBE ファイナル・エディション
/ ポニーキャニオン
ISBN : B0000DJWJE
スコア選択: ※※※※※

今回はカルト・ムービーの決定版、CUBEをどうぞ!!

前後左右、上下に扉を持つ、立方体の部屋。
そして、それが17,576部屋集まった巨大な建造物。
それがCUBE
そこに閉じこめられた6人の男女が、随所に仕掛けられた死の罠を避けてCUBEから抜け出そうとする。
...それが、CUBE。
手がかりは部屋の「継ぎ目」に記された3桁×3つの数字のみ。
しかし、真の恐怖はCUBEに仕掛けられた罠では無かった...

「ポセイドン・アドベンチャー」を表の名作と位置づけるとすると、「CUBE」は裏の名作と言って良いだろう。
そう評価したくなるほど「CUBE」は怪作である。
スプラッタ映画ばりの特撮シーンもあるんだけれど、むしろソレは監督の見せたいところではない。
(話の前の方にかたまって撮られているからね...)
恐怖は視覚的なものから、心理的なものへと移行していく。
いや、「恐怖」ではない。
これは...この感覚は一体何なんだ???
極限状態に置かれた人間のドラマでありながら、「ポセイドン・アドベンチャー」とは全く逆の方向に話は進んで行く。
あくまでもシニカルに、あくまでも絶望的に...

「CUBE」は小劇場で公開された、いわゆる「話題作」では無かった作品。
噂が噂を呼び、ぢぇみにの所まで届き、今またここで ぢぇみに が噂を広めようとしている。
決してその結末は「観客を満足させるもの」とは言えないかもしれません。
それでもなお、言っておきましょう。
損はさせない。一度観るべし。
いやほんと。
original text:2002/07/26

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# by jemini-x | 2004-09-02 06:31 | 0011~0020
0010.あ、寝ちゃった -StarWars Episode2-
スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃
/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ISBN : B000066I57
スコア選択: ※※※

ううむ、ちょっと、今回は手厳しくいきましょう。
と言っても、決してこの作品が駄作って訳じゃありません。
下手な一般作品に比べると、遙か上のレベルにある作品であることは間違いないです。
ただ、厳しい目で見られるのは人気映画の宿命って奴ですね。うむ。

正式なタイトルは、「スターウォーズ エピソードⅡ クローンの攻撃」(STAE WARS EPISODE II ATTACK OF THE CLONES)
(しかし、何で「エピソードⅠ」のサブタイトルだけ「見えざる驚異」って日本語訳されないの?)
監督は言うまでもなくジョージ・ルーカス。
主演ヘイデン・クリステンセン / ユアン・マクレガー。

混迷を増す共和国の情勢の中で、パドメ・アミダラ議員の暗殺未遂事件に関わってゆくジェダイ達の物語。

今回は「帝国」誕生の源流となる話が語られるとあって、かなりエピソードⅣ以降へのつながりを意識してます。
パドメ(エピソードⅠでアミダラ女王で通ってたから、ややこしいの何のって...)のコスチュームにも、レイア姫を意識したモノがあったり、エピソードⅣの賞金稼ぎの子供時代が出てきていたり、クローン軍の装備がストーム・トゥルーパ(帝国軍兵)の原型となっていたり...
まあ、ファンサービスは充分。

問題は、ストーリー。
やっぱり、「未来」を背負って進行していく「現在」ってのは無理があるし、面白く無いんだよなー。
どんな形であれ、「パドメ・アミダラとアナキン・スカイウォーカーが結ばれる」ってのが周知化した事実になっちゃってるから、「この2人はこの先どうなるんだろう?」ってドキドキ感がない。
後にダース・ベーダーになるって事が分かっているから、アナキンの性格が屈折していても「あ、そう」ってな感じになる。
(アナキンの母親がさらわれたって話で、すぐにその結末が予測できたもんなー。で、そこで寝てしまった。1分程だけど。)
現実の世界でもそうだけど、「未来」を知るって事はあんまり人生を楽しくさせない。
「何があるか分からない」そこに不安はあるんだけれど、だからこそ無限の可能性があって面白いんだよね。
っていうのは、「占い」だの「運命論」だのの話が嫌いなオイラの持論。
少なくとも、その持論を無視して観れるほどのパワーが無かったな。

逆に「未来」を知っているからこそ、「おいおい、そうかぁ?」と思ったのがアナキンの屈折の仕方。
自我が強すぎるんだよな。
真面目さにも欠けるところがある。
アナキンの将来の姿であるダース・ベーダーって「皇帝」への絶対的な忠心を誓うある種の超くそまじめ男に思える。
確かにダース・ベーダーは絶対的な悪の象徴なんだけど、そこにはただ「帝国」に仕える者としての義務感があるだけのようにも見える。
少なくともジャバ・ザ・ハット(スターウォーズで暗黒街の顔役となっている宇宙人)のように美女をはべらせ、殺人を楽しむタイプではない。
だから、アナキンもクソ真面目な方が良いと思う。
超クソ真面目に生きてきた青年が、何かの事件をきっかけに信念が崩壊し、暴走していった...
それが、ダースベーダーの姿じゃ無いだろうか?

まあ、ちょっとばかしファンとして愚痴らせてもらったけど、基本的にはいい映画ですよ。
最後のアナキンVSドューク伯爵の一騎打ちは見物。暗闇に光る2本のライトセーバーは幻想的な映像美を醸し出していました。
直後のヨーダVSドューク伯爵も良いね。かなり笑える。
ヨーダファンのぢぇみにとしては、もうちょっと余裕をもって戦って欲しかったところだけど...
(あと、CGになってヨーダの顔が不細工になったと思うのはオイラだけ?パペットの時の可愛さが無くなったような...)
original text:2002/07/21

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# by jemini-x | 2004-09-02 00:04 | 0001~0010