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映画・書籍などをもろもろと...
by jemini-x
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■ Jemini's Page ■
0039 木馬デカッ!! -Troy-
トロイ 特別版 〈2枚組〉
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B0000YTR8M
スコア選択: ※※※※

舞台は古代ギリシャ。
スパルタでは、小競り合いを繰り返していたトロイとの和平が行われていた。
しかし、あろう事かトロイの王子パリス(オーランド・ブルーム)はスパルタの王妃ヘレン(ダイアン・クルーガー)と恋に落ち、そのままトロイへと彼女を連れて帰ってしまった。
ギリシャの覇者であり、スパルタ国王の兄であったアガメムノンはこれをエーゲ海制覇の機会にとトロイへの大進行を開始し、トロイ戦争が始まった。
戦いの鍵を握るのは二人の男。
一人は、パリスの兄でトロイの次期国王継承者、ヘクトル(エリック・バナ)。
そしてもう一人は、ギリシャ軍に従軍しながらもアガメムノンに従おうとしない最強の戦士、アキレス(ブラッド・ピット)。
ギリシャの大船団とトロイの難攻不落の城の間で、血が、そして愛が交錯する...

ってなわけで、ブラッド・ピット主演の超大作、「TROY」。
監督は「ネバーエンディング・ストーリー」「アウトブレイク」のウォルフガング・ピーターゼン。
主演はご存じブラッド・ピット...だけじゃなくて「ハルク」のエリック・バナも主役としておくべきですね。
と言うか、ピット演じるアキレスより、バナ演じるヘクトルの方が好感を感じる人が多いかも知れません。

この作品でのヘクトルは、知将ではあるんだけど知が情に勝てない、というすごく人間らしいタイプ。
アキレスの方は剛胆なのか繊細なのかいまいち良く解らない。要は妙に屈折した野郎なワケですね。
やっぱり人間、心情の理解しやすいヘクトルに肩入れしたくなるのも当然というもので...
ちなみに、オーランド・ブルーム演じるパリスは...単なるバカです
いや、馬鹿っちゅうか、頭より先に行動が走って「やる事なす事みな裏目」になっちゃうタイプですね。
男の視点からすると、「もうイイから、お前黙ってろ」と言いたくなるタイプなんですが、女性からすると「またその頼りなさが魅力的」とかなるんだろうな...まったく色男ってやつは...ブツブツ
(↑完全にひがみきっている)

いや、なかなかに楽しい映画でした。
「ギリシャの大船団」や「木馬」といったスペクタクルシーンあり、
「盾で陣を組んで前進」といった古代ギリシャ色を楽しめる戦闘シーンあり、
華麗な一騎打ちのシーンあり。
あとは「戦車戦」があったらもっと良かったのに。
(ちなみに、騎馬兵にはご注目!あの時代、鞍(くら)や鐙(あぶみ)なんてモノが無い時代なんで、手綱と馬の背中に座布団みたいなのをひいてるだけなんですよね。めっちゃ乗りにくそう...)

そうそう、ブラピファンの皆様には垂涎の、「おしり丸出し」シーンもございます。
(↑「単なる馬鹿」はワタシの方だったようで...)
でも、冗談抜きにピットの肉体は凄いね。
あの甘いマスクに割れた腹筋は反則でしょ?
あのボディが6ヶ月のトレーニングによる成果か、それとも粘土とCGによる合成か、ご自分の目でおたしかめあれ。
original text:2004/05/24

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# by jemini-x | 2004-09-04 07:43 | 0031~0040
0038 砂漠を駆け抜けろ!! -HIDALGO-
オーシャン・オブ・ファイヤー
/ ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
ISBN : B0002EGOEU
スコア選択: ※※※※※

時は19世紀末。
野生馬 ムスタングを駆り、アメリカのクロスカントリーレースを席巻した男がいた。
ヨーロッパ系白人の父とネイティブ・アメリカン スー族の母を持つハーフ。
名をフランク・ホプキンス(ヴィゴ・モーテンセン)という。
しかし、彼は軍によるスー族虐殺現場に居合わせて以来、酒に溺れてはウェスタンショーで失態を観客に見せるという生活を送っていた。
そんな彼の元にアラブの「シェイク(首領)のなかのシェイク」という人物からレースへの招待が届く。
「オーシャン オブ ファイヤー」。
全長3,000マイル(約4,800km)に及ぶという、アラビア半島縦断の過酷なレースである。
多額の賞金、王族の名馬の所有権、様々な人間の様々な野望がそこに見え隠れする。
フランクとその愛馬、ヒダルゴは生死をかけたこのレースを制する事が出来るのだろうか?

ってことで「HIDALGO」(邦題:「オーシャン・オブ・ファイヤー」)の登場!!
主演:ヴィゴ・モーテンセン (「ロード オブ ザ リング」シリーズ)
監督:ジョー・ジョンストン (「ジュマンジ」「ジュラシックパークⅢ」)

いや、この映画、とにかく燃えます。
「THE LORD OF THE RINGS」が大ヒットした事があって、どうも公開時点での宣伝は主役のヴィゴ・モーテンセンのカリスマに頼ろうとする部分が多いみたいだけど、これは配給会社のミスですね。
もちろん、ヴィゴ氏は格好いいんだけど、そんな安い映画じゃない。
(どうでもいいけど、頼むから ヴィゴにしろレオ(=ディカプリオ)にしろ、ベッカムにしろ、"様"付けはやめて欲しいと思う)
「インディ・ジョーンズ風アクションシーン」もあり、「小粋な男同士の会話」もある。
まかり間違えば、「ファミリー向け冒険活劇」になってしまうこの作品は、そうならなかった。
大自然に、運命にぶつかって生きてゆく人間のドラマがここにはある。
それでいて、作品が重くならずにライトに話が進んでいくところが素晴らしい。

ヴィゴ・モーテンセンのクールで繊細な演技と、よく練られたシナリオ。
「特撮を見せすぎない」IML出身の監督の細やかな気遣い。
全てが、良い作品を作り上げる要素となっている。

いや、ちょっと褒めすぎの感があるかも知れないけど、実はコレでも褒め足りないぐらい。
言葉が浮かばんのですよね、これぐらい良い作品になってくると。
ぢぇみにお勧め映画の上位にランクインです。これは。

p.s.
うわー、DVD出たらまた買っちまうな。この作品も。(←その後、ホントに買った)
original text:2004/05/06

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# by jemini-x | 2004-09-04 07:37 | 0031~0040
0037.猫丸先輩、名を上げず -幻獣遁走曲-
幻獣遁走曲
倉知 淳 / 東京創元社
ISBN : 4488421040
スコア選択: ※※※※※
競作五十円玉二十枚の謎
若竹 七海 依井 貴裕 有栖川 有栖 笠原 卓 法月 綸太郎 / 東京創元社
ISBN : 4488400523
スコア選択: ※※※※※

小柄でしなやかな動き、まん丸の眼をしていて神出鬼没。
30歳もとうに過ぎたというのにいまだに気楽なフリーター生活。
しかも今回は「幻の珍獣を探す捜索隊員」はじめ奇想天外なバイトばかりに手をつけている...

今回は、実生活でこんな人周りにいたら絶対イヤだろうなーと思わせつつ、でも読んでる分には痛快極まりない怪人物、猫丸先輩の登場です。
...ってな訳で、はい、タイトル「幻獣遁走曲 猫丸先輩のアルバイト探偵ノート」(倉知 淳 / 東京創元社)。

作風はどことなく「大誘拐」の天藤 真を思わせるライトなタッチ。
非常に読みやすいのが倉知作品の魅力ですね。
作品の主人公となるのが先に述べた怪人物、猫丸先輩な訳だけど、それに劣らず倉知さんもかなり怪しい...
だって、作品中に出てくるヒーローショーのヒーローの名前が「よりきり仮面」だもんなー。
しかも、そのよりきり仮面の主題歌のために1ページ裂いてるし
さては楽しんでるな、ヒーロー主題歌の作詞を。

まあ、推理小説とは言え、そんな空間に陰惨な犯罪は起こりづらいようで、なんとも暖かい人間模様が際立ってます。
でも、結構推理の部分は推理の部分で、なかなか。
猫丸先輩の鋭い洞察力が光ります。
安心して読める一冊。

ちなみに希代の変人探偵、猫丸先輩の初出は「50円玉20枚の謎」(若竹七海 ほか / 東京創元社)。
こちらは推理小説作家、若竹七海氏が出したお題、「50円玉20枚の謎」についてプロ・アマが競作したというアンソロジーもの。
ぢぇみにの評価では猫丸先輩の話は最優秀賞の剣持鷹士氏に勝るとも劣らない面白さでした。
だからどうしたって?
...んふふふふ。まあ、読んでおいて損はしない作品ですよ。「50円玉20枚の~(フェイドアウト)
original text:2004/04/18

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# by jemini-x | 2004-09-03 06:40 | 0031~0040
0036.格闘技だけマジ強いのは何故? -JOHNNY ENGLISH-
ジョニー・イングリッシュ
/ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
ISBN : B00009XLLI
スコア選択: ※※※※※

ローワン・アトキンソンと言えば、世界中で「Mr.ビーン」ブームを引き起こした天才喜劇役者...と説明する必要は無いでしょう。(←じゃあ説明するなよ。)
その彼がジェームス・ボンドばりのスパイを演じたら...こうなっちゃいました、ってのが今回レビューの「JHONNY ENGLISH」。

監督はピーター・ハウィット。
主演は我らがローワン・アトキンソン。
競演には何と、あの怪優ジョン・マルコビッチ。

舞台はイギリス。一人の秘密情報部「ペガサス」の工作員が任務遂行中に死を遂げる。
そしてその葬儀の最中、情報部にとって最悪の事態が訪れた。
「英国で最も安全」というレベルに達した警護をかいくぐり、爆弾テロが発生!葬列に参加した工作員が皆死亡する中、唯一生き残ったジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)は死亡した工作員の追跡していた、英国王室の宝玉の強奪計画の調査を引き継ぐ事になる。
修復を終えた宝玉の披露パーティでジョニーは謎の女ローナ(ナタリー・インブルーア)、宝玉修復作業のパトロンであり、英国王室の血を引くとされるフランス人、パスカル(ジョン・マルコビッチ)と出会う。
そして大勢の見守る中、宝玉は忽然と姿を消してしまう。
そこには、単なる金品強奪を超えた恐ろしい計画が背後に潜んでいた...

なんて言うかね、この作品は凄いわ。
「ここではこう来るんじゃないかな?」と思わせるお約束ギャグは、大体全てその通りに来る。
にも係わらず、笑ってしまう。いや、笑わされてしまう。
普通、「先読み」出来ちゃうとギャグの楽しさも半減しちゃうと思うんだけど、逆にそれが面白いってのは正にローワン・アトキンソンの実力の賜物。
それをサポートするように、ジョン・マルコビッチも微妙~な線をついてきます。
「生来のお馬鹿」であるジョニーに対し、怪しげ~なフランス訛り英語を操るパスカルはひとことで言えば「ずる賢い悪ガキがそのまんま歳くったの」。
マルコビッチにはぢぇみにより「1000の仮面を持つ男」の称号をあげちゃいましょう。(それはミル・マスカラスだろ...ってネタが古いなぁ)

なお、本作品ではなんとアトキンソン氏の日本語が聞けちゃいます。
そのセリフが、↓。ちょっとカッコをつけて、謎の美女ローナと乾杯するシーン。
「キミのムスメさん達に、小さい(以下自粛)」
...付いてるわけねーだろっ!ってか、誰だっ!!外国人にこーゆー日本語を教える奴わぁっ!
一瞬、耳を疑ったぞ。んでもって机につっぷして爆笑してしまったじゃないかっ。
マルコビッチの"えせ"フランス語訛りといい、まずは字幕で見る事をお勧めします。

ホント、文句なしに笑える一作ですね。
え?「面白い。面白い。って何が面白いのか全然わからんじゃーん」って?
まあ、まずはみてみんしゃい。
original text:2004/03/14

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# by jemini-x | 2004-09-03 06:34 | 0031~0040
0035.長い長い、長い物語 完結 -The Load of the Rings-
ロード・オブ・ザ・リング コレクターズ・エディション トリロジーBOX セット
/ ポニーキャニオン
ISBN : B00022GRJE
スコア選択: ※※※※

「旅の仲間」178分 + 「二つの塔」179分 + 「王の帰還」203分...
なんと 9時間20分に渡る超大作であったという、「The Load of the Rings」をようやっと見終えました。
いやー何というか、一番の感想は「尻が痛い映画だった」
変な感想ですみません。でも、流石に3時間×3回、映画館の椅子でじっとしてるのは実際辛いモンよ。ホント。
んでは、気を取り直して今回もいってみよ~

我々の住む世界とは違うどこかの世界、「中つの国」。
小さき人、ホビットのフロド(イライジャ・ウッド)は叔父のビルボから姿を消す魔法を持った指輪を受けとる。
実は、その指輪こそ遠い昔に魔王サウロンが生み出したという魔法の指輪であった。
今もまだ野望を持ち続けるサウロンは、その指輪を使って世界の支配を試みようとしていた。
その野望を現実の物としないため、フロドは魔術師ガンダルフの預言に従い「滅びの山」に指輪を捨てるための旅に出た。
フロドをサポートすべく失われた王家の末裔、アラゴルン(ウィゴ・モーテンセン)やドワーフ族のギムリ、エルフ族のレゴラスらが旅に加わる。
それはフロドら「旅の仲間」だけでなく全世界を巻き込んだ大きなうねり、「指輪物語」の始まりであった。

映像の綺麗さに関しては言うべくもないですね。正に映像芸術の真骨頂って感じ。
ただし、やたらと高低差のある城や絶壁を大胆なカメラワークで追っかけていくので、乗り物酔いしやすい人は注意。
あと、異常なほどの数の軍勢が入り乱れて乱戦を行っているので、人ごみが嫌いな人も駄目かも(笑)
特に攻城戦は「もう、ぐっちゃぐちゃ」状態なんですが、実は往年のゲーマーにはあれはこたえられません。
「破城槌」が門を打ち破り、「投石車」が壁を突き崩す。これはもう「三国志」の世界です(違うっ!!)。
まあ、実際に戦いに参加している人達からすれば「ふざけんな!」という所でしょうけどね。

ストーリーは「指輪を捨てに向かうフロド」「サウロンの軍勢に抵抗するアラルゴン達」の話に終始していてかなりシンプル。
指輪に取り憑かれてしまったゴラム君やゴンドールという国の執政、デネソールが若干変則的なキャラとなってはいるけど、基本的には「善対悪」の図式だしね。
ただ、シンプルな中にひとつだけめちゃめちゃ意外な真実が一つ。
主人公ってフロドでもアラゴルンでもなく、実は「サム」だったんじゃ...?
フロドの従者となって旅するサム君、めちゃめちゃ「漢」(オトコと読んでおくんなせぇ)です。
幸せになれてよかったね、サム君。

サム君も感動モノだったけど、ドワーフ族のギムリもなかなかお茶目で好き。


最後の賭として圧倒的な兵力差の中、敵と退治するアラゴルン達。

ギムリ「まさか、エルフ族(=レゴラス)なんぞと死を共にする事になるとはな。」
レゴラス「『友達と』だったら?」
ギムリ「...(ニタリと笑い)悪くない。」

...このシーン、悪くない(ニタリ)。

まあ、褒めすぎるのもアレなんで、最後にこれだけはちょっと批判しといた方が良いかな。
古典作品の映像化って事である程度仕方のない部分はあるのかもしれないけど、「悪」=「醜悪な容貌」というのは如何なものかな?
それだけはちょっと「うーむ」とうなってしまいました。
original text:2004/02/29

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# by jemini-x | 2004-09-03 06:29 | 0031~0040