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オペラ座の怪人
/ ISBN : B0007D3NK4 スコア選択: ※※※※※ 1870年、パリ オペラ座。オーナーが交代し歌劇「ハンニバル」の公演初日となる日、オペラ座の歌姫カルロッタは謎の事故に襲われる。 しかし、代役のクリスティーヌが見事な技量を披露して公演はかえって大成功となった。 一介のダンサーに過ぎなかったクリスティーヌが何故それほどまでの才能を伸ばす事が出来たのか? そこにはオペラ座に棲み着く"ゴースト"の存在があった。 だが、新たにオペラ座のパトロンとなったラウルとクリスティーヌの間に愛が芽生え始めた時、"ゴースト"が大きく揺れ動き始める。 彼はクリスティーヌの言うような"音楽の天使"なのか?それとも文字通りのオペラ座を祟る"亡霊"なのか... 日本では劇団四季が公演して有名となったミュージカル、「Phantom of the Opera」の完全映画化。 監督・脚本はジョエル・シューマッカー(「依頼人」「フォーン・ブース」)。 主演はジェラルド・バトラー(「トゥーム・レーダー2」)、エミー・ロッサム(「ミスティック・リバー」)。 そして何より、脚本・作曲がオリジナルのミュージカルと同じくアンドリュー・ロイド・ウェーバー。 このドラマ、ガストン・ルルーの原作は読んでおおよその話の筋は知ってたんですけどね。 いや、泣いてしまいました。 「自分の心が好きな人に届かない」っていうファントムの気持ちは、痛いぐらいに良く解るんですよね。個人的にゃ。 ファントムはその時の感情を歪んだカタチで発露してしまったワケだけど、歪んでしまう前に踏みとどまれるかどうかってのは、ある種の運に近いって事もオイラは知ってる。 そして、クライマックスのシーンでクリスティーヌが敢えてファントムに呼びかけるのに使った言葉! その場でそういう風に呼びかけるか! ...いや、見ていて辛いですね。 それまでに何度も台詞として、歌詞として登場していて、特にクリスティーヌの歌で頭に刷り込まれてしまってるあの言葉。 それだけに。 罵られるよりよっぽど苦しい。 ......ちょっと気分転換しましょう。 この映画、シェイクスピアの戯曲ではないんですけど、悲劇の周辺にいる人は結構のんきしてます。 特に良い味を出しているのが歌姫カルロッタ(ミニー・ドライヴァー)。 とにかく我が儘で、我が儘で、我が儘なお姐さんで、正直自分の周りにはいて欲しくない人なんだけど、でもどこか可愛い。 視点を変えればヒロインのクリスティーヌよりも可愛いかもしれないぞ! いや、それは無いか。 でも、彼女のおかげで映画全体が重苦しいだけの悲劇になる事が避けられてます。 コーヒーに入れるミルク。 カレーライスに添えたらっきょう。 「オペラ座の怪人」でやりたい放題のカルロッタ。 ホント、良いワンポイントだわ。 さてと、当然この映画で触れるべき所に触れてませんでしたね。 そう、ゴージャスな衣装・セットと音楽。 セットはこれぞゴシックってな感じの煌びやか、なおかつ煌びやか、でもって煌びやかなもの。 まあ、オペラの舞台や衣装なので当然と言えば当然なんですけどね。 やっぱり注目すべきは「階段落ち」...は映画が違いますね、「シャンデリア落下」のシーン。 およそ舞台では落とせないような巨大シャンデリアが落ちてきます。 まさか、これをやりたかったが為に、映画化したんじゃないよね? 歌はねぇ...もうこれは劇場に行って聞いて下さい。 DVDになるのを待ってなんて思ってちゃダメです。 特にオープニングの「Overtrue」は圧巻! 必聴です。
by jemini-x
| 2005-01-30 22:12
| 0041~0050
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