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0032.みんな、小鉄から学んだんだ -じゃりン子チエ-
じゃりン子チエ (2)
はるき 悦巳 / 双葉社
ISBN : 4575721336
スコア選択: ※※※※※

今回は大阪人情コメディの決定版、「じゃりン子チエ」(はるき悦巳 / 双葉文庫)をご紹介。
って言っても、「じゃりン子チエ」ってとっても長---い話なので、今回は1話だけをピックアップ。
気が向けば、別の話もまた紹介します。
で、やっぱり大阪の話なんで、以下河内弁バージョンで失礼。

今回紹介のお話は「アントンJr. vs 小鉄」。
そう、言わずとしれたじゃりン子チエの名場面の一つ、猫のアントニオJr.と小鉄の決闘シーン。
文庫版では第2巻、第20話にあたる。

さて、「小鉄」と言えば主人公チエちゃんの飼い猫なんやけど、彼は猫である以前に"男の中の男"
どれぐらいの"男"かっちゅうと、アントニオ猪木やろうがケンシロウやろうがダイナマイト関西やろうが、現実・空想あらゆるキャラクターを目の前にしても、そいつら全てが「三下」に霞んで見えるぐらいの"男"やね。
しかも小鉄ってめちゃめちゃ強いんやけど、単に強いだけやないんやよね。
強いだけやなくて、哲学を解し芸術を解し、更にはそろばんまで弾けてしまう。
でもそんなモノ凄いスーパーキャットのクセに、「ワシもトシやのに...」とおっさんを気取って見せたり、チエちゃんの気をひくためにいじけて見せたりする。
カッコ良さとともに、「普通の人と壁を作れへん」っちゅう素晴らしいハートを併せ持ってるのが、小鉄。
妙に無口だったり、偉そうだったりする"イキり"のヒーローとは次元がちゃう。
もう、許されることやったら「小鉄兄さん」と呼ばせて頂きたい。いや、「小鉄師匠」やね。

ふぅ。
長々とした前置きになってもたけど、その小鉄に「親の仇」と勝負を挑んだんが、後の小鉄の親友となるアントニオJr。
で、これが今回の本題。
父親のアントニオを「話にならん」と下した小鉄と、血気盛んなJr.の真剣勝負。
読者連から下馬評を取ったら「接戦になるも、小鉄の勝利」となるはずなんやろうけど、その闘いに人間たちの思惑が交錯し、勝負は思わぬ展開に!!

ホント、西部劇を思わせる展開に「日の丸弁当みたいにしやがって」(さて、"梅干"は何でしょう?(笑))なんておちゃらけも入りぃの、なかなかに魅せるストーリー。
最後の小鉄のひと言が秀逸。
「人間と付き合うと苦労するよ」
オイラもこういうひとことを言える猫になりたい...って猫にはなれんっちゅーねん!!
original text:2004/01/01

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by jemini-x | 2004-09-03 00:12 | 0031~0040
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