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0020.イカルスってネーミングは、ねぇ -007 DIE ANOTHER DAY-
007 / ダイ・アナザー・デイ
/ 20世紀フォックスホームエンターテイメント
ISBN : B00007G0LP
スコア選択: ※※※※

アクション映画の紹介が続きますが、まあ我慢してやってください。
って事で、今回は映画化40周年・20作品目を数える「007 DIE ANOTHER DAY」。
監督はリー・タマホリ。(変わった名字、と思ったらマオリ族の血を引くらしい。)
主演は言わずもがなの5代目ボンド、ピアーズ・ブロスナン
ボンドガールはアカデミー女優のハル・ベリー

ストーリーの紹介は今回は無しにしましょう。何てったって007。んなもの抜きにして話すことはいっぱいあります。

ファンには周知の事実なんだけど、ボンド映画ってのは結構制約の多い映画なんだよね。
  • 銃口のような丸い穴からジェームスボンドが登場、こちらに向けて銃を撃つと画面が赤く染まる
  • オープニングには派手なアクションが繰り広げられる
  • 続いてコラージュによるオープニングのイメージムービーが挿入される
  • 秘密兵器満載のボンドカーによるアクションシーンがある
  • 兵器開発者のQ、秘書のマネーペニー、そしてボンドガールが必ず登場する
  • 敵に自己紹介する際の台詞は、かならず「Bond...(少し間をおく)...James Bond」
  • 劇中、絶対にどこかで「ジェームス・ボンドのテーマ」が挿入される
  • ラストはボンドガールとのラブラブ・シーンで締めっ!!
etc.etc...


まあ、まるで脚本家や演出家イジメなんじゃないかと思うぐらいの制約なんだけど、これが007の一般常識。
誰が決めたってんじゃなくて、第2作目ぐらいから徐々にそういう風になってきたらしい。
しかし、リー・タマホリ監督、そこをやってくれました。
これらのルールを守りながら、ところどころでルールを崩す事でオリジナリティを出してます。
またその「崩し方」ってのがかなりきわどい。
きわどいけど、ぎりぎりセーフの領域なんですよ、これが。
「M:I 2」でジョン・ウー監督も同様の事を試みたんだけど、崩しすぎた感が強いんだよなー。
だから、作品としては成功だったけど、「Mission:Impossible(スパイ大作戦)」では無くなってしまった。
それと比べ、リー・タマホリはより伝統的で制約の強い「007」でやっちまったんだから、すごいもんだ。
最後のマネーペニーのシーンなんか素晴らしい!!「え?ルール違反じゃん!」と思わせる展開から...ぐふふふふ~

おまけに今回は40周年記念作品と言うこともあって、過去の007シリーズへのオマージュがたっぷりなんだそうで...
たとえばジンクス(ハル・ベリー)の登場シーンは記念すべき第1作「Dr.NO」でのシーンと...確かに同じ!!
Qの研修室で暴れ回ったあの機械は「MOONRAKER」だったかなぁ...?
いや、もう、ぢぇみには頭がクラクラしちゃいました。

ふう。一息ついて、各キャラクターについて見てみましょう。
ピアーズ・ブロスナンのボンドっぷりはあらためて言う必要はなさそうなので、ゲストキャラね。
ジンクス(ハル・ベリー)。とにかくスタイルが良い!!アクションも格好いい!!(スタントだろうけどね)
ぢぇみにの好みから言うと、胸は小振りでも良かったんだけど(...ってこのドスケベ!!) いやスケベじゃなくてね、アクションシーンを演じる女性は少し体型がボーイッシュな方が様になるというですねぇ...言い訳か(苦)。
かなり自信過剰で、小生意気で...アメリカ人はこの手の女性が好きですなぁ。
「TOMB RADER」のアンジェリーナ・ジョリーも性格といい、豊かな胸といい、同じタイプ。
で、何とジンクスが主役となる映画作成の話も浮上しているそうな。実現すれば「007」初の番外編映画化。
実現するなら、「TOMORROW NEVER DIES」のウェイ・リン(ミシェル・ヨー)がゲスト出演して欲しいな。

で、キャラクターに戻って悪役ではウィル・ユン・リー演じるムーン大佐が秀逸。
ストレス解消方法もさることながら、火炎放射器をぶっ放すときの表情が最高!!
思いっきり、力に酔いしれる馬鹿息子。素晴らしいキレっぷりです。
ハナマルあげちゃいます。
比べてグスタフ役のトビー・スティーヴンス。少しキレ足りません。
もう少しがんばりましょう。

まあほめすぎるのも何なんで、最後にちょっとだけ不満な点をふたつ。
まず一つ。
最近の映画は撮影技術やCGの発達で何でも出来ちゃう。
それが逆に映画でのアクションシーンの安易さを生んでしまったのも確か。
この映画でも氷壁からの脱出シーンはちょっと安っぽさを感じたっす。
二つ目。
「あの国」のネーミングセンスって「労働一号」とか、そんなんじゃん。「イカルス」は無いよなー。
やっぱり、ここは「革命的溶鉱炉」とか...
original text:2003/03/13

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by jemini-x | 2004-09-02 22:08 | 0011~0020
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